うつのサインに気付く|どのような症状があるのか

女の人

検査と治療法の最前線

男性

現代病とも呼ばれるうつ病は、国内でも患者の数は上昇しています。以前であればうつ病の治療は薬物治療が一般的なものでしたが、今ではさまざまな治療法を選択できる時代になっています。カウンセリングに力を入れた心理療法や認知行動療法などは、比較的軽度のうつ病患者にも適しています。カウンセラーやセラピストとのセッションによって、うつの原因をつまびらかにしていきます。ストレスを感じやすいシチュエーションや、その傾向を知ることで、自分自身と向き合い治療していくのです。これは薬物療法と併用していくのも有効だといえるでしょう。ほかには、医療機器を用いた治療も用いられています。電気ショックで脳に直接的な刺激を与えることで、治療効果を期待するのです。これは昔から使われていた療法になりますが、リスクも高いことが指摘されています。記憶障害などにも繋がりやすく問題視されていました。最近では電気ショックと似ている治療法としては、磁気の刺激を用いる治療法が人気のようです。磁気は、脳に限定的な刺激を与えることが可能ため、患者の負担が少なくてすみます。リスクが軽減されているので、支持されている療法になるのです。しかし、なぜショックを与えることで脳の機能が回復するのかそのメカニズムははっきりと解明されていないこともあり、まだまだ研究の余地がある分野となります。しかし脳に刺激を与えることで、患者の血液の量が増大するのは確かなので、血流がなんらかの作用を及ぼしているといえます。

うつ病の治療では、さまざまな検査を行なわれることが一般的です。最新の検査では、近赤外線を使ったものが登場しています。前頭葉など脳の中でどのように血流が働いているかを調べる方法になります。最近の研究結果では、うつ病患者は脳の血流に問題があることがわかっているので、血流の動きをはかることで、病気を調べていくのです。こうした検査を活用すれば、医師の問診のみの検査に比べて診断の精度は上がるといえます。検査時間も15分程度と短時間で、簡単な検査になるのでトライしやすいはずです。